日本人は縦に文字を書き、言葉を紡ぐことでに精神を熟成してきたといいます。
人は誰しも文字を書きますが、あえて「書」の世界に踏み入った人は、
文字を磨き上げ、書くことの快楽を味わいながら、人としての研鑽も積むのでしょう。
さっきまで元気いっぱいだった少女は、今椅子に座って心を澄ませています。
彼女は書の世界に入ったばかり。
きちんと背筋を伸ばし、友だち、と空中で書いています。
書は坐した場合も椅子に座った場合も、背筋を伸ばして紙に正対し、
肩の力を抜いて腕を動かすと良い運筆が得られるそうです。
それは人が座って仕事や作業をするときにも通じる、正しく美しい姿勢です。
少女が座っている「バランスチェア・イージー」は、座ることで身体が伸び、
血行を良くして呼吸を楽にさせ、集中力を高めて仕事や勉強をはかどらせる、
優れた機能を発揮する頼もしい椅子。
姿勢を正して物事に向き合い、集中すればこそ、人それぞれの美意識や能力も発揮され、
物事の成果が得られるに違いありません。
のびのび元気な文字、洗練されて華やかな文字、それとも前衛的な書でしょうか、
少女がこの先、ピンと伸びたきれいな背筋でどんな表現をするのか、たのしみです。
三遠南信地域では『フレンドハウス』にて体感していただけます。