床の快適性と安全性   その1

フレンドハウス

2014年08月23日 13:58

 人は歩いているとき、あるいは飛び跳ねたときに、足や膝、腰などに衝撃を受けます。

衝撃の程度は材料の衝撃吸収力により異なります。

 では、人が床に転倒したり壁に衝突したときには、どのくらいの衝撃力は発生するのでしょうか。

 例えば、90cmの高さから人が飛び降りたときには、約400kgの力が作用するといわれます。

その衝撃力は床材料で異なりますが、柔らかい発泡ウレタンであっても、

最重量級の関取が頭にのしかかったときに受ける力に匹敵するほどです。

このような衝撃力が、転んだり飛び跳ねたときに瞬間的に足や腰などに加わる力と考えられます。

 衝撃力は床の材料で異なります。

例えば、茶碗を布団の上に落としても割れませんが、コンクリートの上に落とすと割れてしまいます。

布団とコンクリートでは、衝撃の吸収力が違うからです。

 衝撃の吸収力を割れやすいガラスの玉を落下させて調べると、

木材とコンクリート、プラスチックの床とでは、2~3倍もの違いがみられます。




関連記事