子どもの発達の特性と過程

　木育とは、「子どもをはじめとするすべての人が、木を身近に使っていくことを通じて、

人と木や森とのかかわりを主体的に考えられる豊かな心を育むこと」です。

したがって、木育活動の達人には、子どもから大人までの幅広い参加者が、

主体的に木や森と触れ親しめる内容のプログラムを作成していくことが求められます。

　その中でも、子どもたちがどのような形で木育に出合うかは、

その後の「つながり」に大きな影響を与えることになります。

「子どもは大人の縮図ではない」と言われますが、その年齢ごとの特有なものの見方や感じ方など、

大人とは違った心理的世界を持っています。