やっぱり木だよね

　製造機械開発としては、蒸気と高周波を複合した乾燥機があります。

高周波は、材の中心部の水分を短時間で引き下げることができますが、

全てを高周波に頼るとエネルギーコストに問題を生じます。

乾燥の後段に蒸気乾燥を組み合わせることによりコスト節減を狙った方式です。

さらに、薄刃のギャングソーの開発も注目されます。

この開発により、国産材の集成材用ラミナを高い歩留まりで、能率よく挽くことができるようになりました。