2014年06月07日11:01
挽物は鋸で挽いたもの? その2≫
カテゴリー │間違いやすい木の知識
椀のように窪みを持った木製品でも、手彫り(ロクロ挽きの場合をいうこともある)で
凹面をえぐり取って加工したものを刳り物といいます。杓、椀、うす、木鉢などがあります。
同じように古くからある技法が「指物」です。
これは板や棒を「ほぞ」でさし合わせて組み立てた木製品で、古くは「差し物」とも書いたらしいです。
直角または斜め方向の接合部分は仕口と呼ばれ、非常に多くの種類があります。
製品としては、たんす、衝立、文机、飾り棚、鏡台、長火鉢、文箱、膳などの
家具・調度品、板物什器、楽器、器具などがあります。
指物用材としてはスギ、ヒノキ、アスナロ、キリなどの軽軟で狂いが少ない材、
ケヤキ、クワ、色調・光沢が豊かで、木理・紋様(紋理)の現れる樹種が多く使用されます。
また、重硬であるが、シタン、コクタン、カリンなどの唐木も尊重されます。
凹面をえぐり取って加工したものを刳り物といいます。杓、椀、うす、木鉢などがあります。
同じように古くからある技法が「指物」です。
これは板や棒を「ほぞ」でさし合わせて組み立てた木製品で、古くは「差し物」とも書いたらしいです。
直角または斜め方向の接合部分は仕口と呼ばれ、非常に多くの種類があります。
製品としては、たんす、衝立、文机、飾り棚、鏡台、長火鉢、文箱、膳などの
家具・調度品、板物什器、楽器、器具などがあります。
指物用材としてはスギ、ヒノキ、アスナロ、キリなどの軽軟で狂いが少ない材、
ケヤキ、クワ、色調・光沢が豊かで、木理・紋様(紋理)の現れる樹種が多く使用されます。
また、重硬であるが、シタン、コクタン、カリンなどの唐木も尊重されます。
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