日本の森林と資源量

カテゴリー │日本の森林と木材

 日本は、温暖な気候に恵まれ、雨量も多いことから、樹木の生育に適しており、

しかも南北に長いことと、比較的高い山が連なっていることで、

亜熱帯林から寒帯林まで多様な森林が分布しています。

森林面積は2500万ヘクタールで、国土の3分の2に当たります。

これは世界でもトップクラスの森林率で、日本は「森林国」といえます。

 日本の森林は、第二次世界大戦と戦後の復興期に大量に伐採され、

有効な資源がかなり枯渇した時期もありましたが、

一方で素早い緑化政策が採られ植林が進めらたのです。

そうした人工林が現在約1000万ヘクタールあります。

 森林資源量は、年々増加し国内の木材需要量の大半をまかなうに十分な資源量です。

しかし、残念ながら現状は需要のおおむね75%を海外に依存しています。

 つまり、蓄積された森林資源を十分活用していないということになるのです。

今後は、この資源を有効に活用することが大きな課題になります。



 
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
日本の森林と資源量
    コメント(0)