中空セル構造体(ハニカム)

フレンドハウス

2013年04月20日 10:01

 軽いわりに、強い木の秘密はどこにあるのでしょうか?

木材は、ストローのような小さく細長い細胞が、幹の軸方向に束ねられてできています。

最も小さな木製の日用品である爪楊枝でも、何万個もの細胞でできています。

割り箸ともなると、百万個を超える細胞が含まれています。

樹が生きているときには、細胞の中は水で満たされていますが、乾燥によって水が蒸発し、

木材細胞は中空となります。このため、全体としては非常に軽い構造になります。

このような構造は、蜂の巣の構造と似ていることからハニカム構造と呼ばれます。

空を優雅に飛ぶ鳥などの骨も、このような構造をしています。

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