法隆寺を支えた木材
世界最古の木造建築は、ご存じの通り、法隆寺の西院伽藍で、1300年も昔に建てられました。
木材の構成成分(セルロースやリグニン)は、コンクリートやプラスチックと比べ、
化学的には、はるかに安定な物質なのです。
構造材料としての木材の寿命(耐用年数)は、腐朽や火災を受けない限り、
他の材料とは比較にならないほど長いのです。
ただし、木材を長持ちさせるには、やはり正しい使い方をしなければなりません。
腐朽や火災を防ぐだけでなく、木の種類、力の方向、含水率などと強さの関係を正しく知って、
賢く使うことが大切です。
だから・・・木は鉄より強いのです!
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