カビを防ぎ、木で健康な生活

カテゴリー │木と健康

 木材の中には、カビや細菌の繁殖を抑える成分を含むものがあります。

ヒノキは比較的耐朽性の高い材として知られていますが、それは材中にあセスキテルペンアルコールや

フェノール類といった抗カビ成分を含み、木材腐朽菌の生育を抑える働きがあるからです。

また、院内感染の原因となる細菌MRSAに対して殺菌作用も持っています。

ヒバは抗カビ・抗菌作用の強いヒノキチオールという化合物を含み、室内のカビを抑えるだけでなく、

MRSAや食中毒を起こす病原性大腸菌O-157に対しても殺菌作用を持っています。

抗カビ・抗菌性の高い木材はカビ・細菌を防ぎ、健康で快適な環境をつくります。

最近では、このような有益な抗カビ・抗菌作用を持つ成分を木材から採りだし、

合板などに添加してカビ、ダニを防ぐ製品も開発されています。


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