集成材は使用中に接着層で剥がれることがある? その3

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 柱材に使うのは小断面集成材で、

この表面にヒノキなどの化粧単板を貼り、化粧性を高めることがあります。

梁・桁材によく使うのが中断面集成材で、この断面寸法の無垢材は乾燥が難しく、

施工時に十分乾燥しているものが少なく、施工後に割れや梁成の縮みなどの損傷が発生しやすいです。

その点、集成材は乾燥材を重ね合わせているので、

割れや縮みを発生することなく、耐力も保証されています。

 構造用集成材と言っても、湿度が高い箇所や水に濡れる箇所で使う場合での

木質の腐りやすさに変わりはありません。

このような場所ではラミナに耐久性のある樹種を使ったものや、

AQ認証が与えられた防腐・防蟻処理構造用集成材を使うとよいです。


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