2014年01月07日09:24
心材は辺材よりも強い? その1≫
カテゴリー │間違いやすい木の知識
「心材は辺材よりも強い」と思っている人は多いです。
しかし実際にはどちらが強いかを簡単に答えることはできません。
これは辺材と心材の部分共々強さを決める種々の要素が関わっているためです。
ただ辺材と心材の基本的な違いがわかれば、答えは自ずから出てくるものです。
「心材の方が強い」という答える人の中には、
「強い」を本来の「外力や荷重が加わった場合に壊れにくい」という意味のほかに、
「水湿に強い」とか「耐久性があること」が「強い」ことと解釈する人がいるのも、
この答えの難しさの一つです。
スギやヒノキの丸太の切り口を見るとわかりやすいが、横断面は大体円形で、
樹皮が内側に木材の部分を取り囲んでいます。
樹皮に近い部分と中心(髄)に近い内側で色が違います。
ここで外側の色が淡い部分を辺材、内側の色が濃い部分を心材と呼びます。
しかし実際にはどちらが強いかを簡単に答えることはできません。
これは辺材と心材の部分共々強さを決める種々の要素が関わっているためです。
ただ辺材と心材の基本的な違いがわかれば、答えは自ずから出てくるものです。
「心材の方が強い」という答える人の中には、
「強い」を本来の「外力や荷重が加わった場合に壊れにくい」という意味のほかに、
「水湿に強い」とか「耐久性があること」が「強い」ことと解釈する人がいるのも、
この答えの難しさの一つです。
スギやヒノキの丸太の切り口を見るとわかりやすいが、横断面は大体円形で、
樹皮が内側に木材の部分を取り囲んでいます。
樹皮に近い部分と中心(髄)に近い内側で色が違います。
ここで外側の色が淡い部分を辺材、内側の色が濃い部分を心材と呼びます。