間伐材は安く手に入る? その2

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 今のところ間伐材は主に小角材や下地板などの製材品(羽柄材)、

幅はぎ集成材や台形集成材の原料、杭や舗木のような土工・水工材、

それに炭の原料や製紙用チップに使われています。

間伐は人工林の育成にとって欠かせない作業であるが、経費がかかる割に材価が低いために、

実際には間伐が必要であるにもかかわらず放置されがちなのが現状です。

 現地で間伐材を安く購入すれば、流通経費分ぐらいは安く入手できるかもしれません。

しかし、間伐材が丸太として木材市場に出るときは、主伐材の中でも根元より遠く、

直径が小さい部分とともに小径丸太として一緒に並べられます。

ここでは両者に価格の差はありません。

間伐材が安いというのは、生産者側から見て

「間伐にかかるコストに比べて、材価が低い」ということです。





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