木材のフローリングは塗装しない方がよい? その1

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 内装に木質フローリングを施工するときに考えるのが表面の塗装です。

一般に、合板や木質ボードの基材に化粧性のある単板を貼った複合フローリングでは

最初から合成樹脂塗料で塗装してあるのが普通であるが、

無垢板や幅はぎ集成材の単層フローリングは表面仕上げをいろいろ選べます。

 一般的傾向として、単層、特に無垢板フローリングは自然志向の人に好まれるのに対して、

合板フローリングは機能重視の人に好まれます。

 これは無垢板のフローリングを望む人の多くは、接着剤や塗料などから

有害な揮発成分が出るのではないかという懸念を持っていることもあるのではないでしょうか。

 フローリングの主な表面仕上げとしては、①表面を塗装しない、

②乾性油を擦り込むオイルフィニッシュ(ねか袋で磨くのはこれに当たる)、③ワックスを掛ける、

④合成樹脂塗料で塗装するなどがあります。


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