木材の循環と炭素固定

カテゴリー │木と生きる

 樹木は成長過程で二酸化炭素を吸収し、木材として固定(蓄積)します。

伐採後の木材を段階的に利用すれば、それだけ長く炭素を固定することができます。

さらに、木が腐ったり燃えたりするときに放出される二酸化炭素は、

元々樹木が吸収したものなので大気中の二酸化炭素増加には寄与しません。(=カーボンニュートラル)

 木材は再生する生物資源であり、木を植え、成長する分だけ伐って使えば、

資源量を確保したまま利用することができます。

平成9年に議決された京都議定書では、各国の温室効果ガスの削減目標を定めるとともに、

森林が持つ二酸化炭素吸収分を含めることを認めています。

京都議定書以来、森林に求められる役割として地球温暖化防止機能が重要性を増しています。


木材の循環と炭素固定


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