やっぱり木だよね

　学童期は、人格の基礎が形成される幼児期と、

大きな身体的変化とともに精神的に親から自立し自己を確立していく思春期との間にあります。

　一般的にはこの時期の子どもたちは情緒的に安定し、

外部の世界への関心や好奇心を高める時期と言われています。


●学童期前半

　母親や、母親的な人物や家族などの狭い範囲だけでの関わりから、

拡大した他者（友達や先生、地域や大人）との関係が始まります。

その中から好奇心や欲求を持つようになり、物事を探究し始めていく時期です。


●学童期後半

　親からの自立を目指して、親や教師との関係よりも、

学校の友達との関係が重要な意味を持ってくる時期です。

また、具体的思考から抽象的な思考への転換期になります。