2013年10月14日13:07
木材には調湿作用があるので、木材表面には結露しない? その3≫
カテゴリー │間違いやすい木の知識
ガラス窓やアルミサッシ、壁クロスと違って、木材には調湿作用があるので、
木材表面には結露しないと考えている人がいます。
確かに木材は熱伝導率が小さく、湿気を一時的に蓄える能力があるので、
厚手の木材で内装をすれば、結露しにくくなります。
しかし条件が揃えば木材表面でもやはり結露します。
木材は表面の湿度が高くなると、最初のうちは吸湿することによって水分を取り込みますが、
木質内の水分が飽和すると毛管内に水分が凝縮し、結露します。
このとき水滴は木材中の毛管に入り込むので、結露しても肉眼ではわかりにくいです。
このような状態が長い間続くと、カビの発生や腐朽につながる恐れがあります。
そこで、木材面であっても換気や風通しをよくし、表面が乾いた状態にしておくような注意が必要です。
木材表面には結露しないと考えている人がいます。
確かに木材は熱伝導率が小さく、湿気を一時的に蓄える能力があるので、
厚手の木材で内装をすれば、結露しにくくなります。
しかし条件が揃えば木材表面でもやはり結露します。
木材は表面の湿度が高くなると、最初のうちは吸湿することによって水分を取り込みますが、
木質内の水分が飽和すると毛管内に水分が凝縮し、結露します。
このとき水滴は木材中の毛管に入り込むので、結露しても肉眼ではわかりにくいです。
このような状態が長い間続くと、カビの発生や腐朽につながる恐れがあります。
そこで、木材面であっても換気や風通しをよくし、表面が乾いた状態にしておくような注意が必要です。