2013年10月13日10:32
木材には調湿作用があるので、木材表面には結露しない? その2≫
カテゴリー │間違いやすい木の知識
もう一つ室内に見られる現象の中に、結露があります。
結露とは室内に露出した物の表面温度が低くなり、湿度の高い空気が、低い温度の物体に触れると、
その物体の表面に大気中に含み切れなくなった水蒸気が水滴となる現象です。
結露は物体の表面温度と室温の差が大きいほど起こりやすくなります。
室内で結露が起こる主なケースは、①冬に外気温が下がり、室内の壁面温度が低くなるときと、
②梅雨時など大気の湿度が高いときです。
冬に冷たい外気と直接接している壁のある部屋で、壁や窓の室内面が冷え、
しかも室内に湿気の発生源となる人がいたり、暖房・厨房器具があるときに起こります。
これを防ぐには、二重窓にしたり、壁を厚くしたり、断熱材を使うことで、
壁面の室内側の温度をできるだけ室温に近づけるようにします。
一方、梅雨時には室内の湿度も高くなりがちなので、室温よりも低い箇所があると、
そこに結露が生じます。いずれにせよ適度に換気し、室内の空気の動きをよくし、
壁面に湿った空気が溜まらないようにすることが大切です。
このほか、気が付きにくいのが壁の内部や床下で、これらも結露しやすい箇所です。
結露とは室内に露出した物の表面温度が低くなり、湿度の高い空気が、低い温度の物体に触れると、
その物体の表面に大気中に含み切れなくなった水蒸気が水滴となる現象です。
結露は物体の表面温度と室温の差が大きいほど起こりやすくなります。
室内で結露が起こる主なケースは、①冬に外気温が下がり、室内の壁面温度が低くなるときと、
②梅雨時など大気の湿度が高いときです。
冬に冷たい外気と直接接している壁のある部屋で、壁や窓の室内面が冷え、
しかも室内に湿気の発生源となる人がいたり、暖房・厨房器具があるときに起こります。
これを防ぐには、二重窓にしたり、壁を厚くしたり、断熱材を使うことで、
壁面の室内側の温度をできるだけ室温に近づけるようにします。
一方、梅雨時には室内の湿度も高くなりがちなので、室温よりも低い箇所があると、
そこに結露が生じます。いずれにせよ適度に換気し、室内の空気の動きをよくし、
壁面に湿った空気が溜まらないようにすることが大切です。
このほか、気が付きにくいのが壁の内部や床下で、これらも結露しやすい箇所です。