人工造林の流れ(苗木による場合)   その2

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 つる切りは、下刈りの終わった頃(6~10年目)に、つる類の繁茂がはなはだしい所で行う予定で、

除伐までの間に2~3回行います。

また、枝打ちは林木が育ち、林冠が閉鎖して下枝が枯れ始めたときに、

その枯れ枝を切り落とす作業です。

枝打ちの目的には、節ができないように育てることや林内の風通しを良くすること、

火災の発生や病害虫を防ぐことなどがあります。

間伐は、目的とする樹種の密度を調節して林木同士の競争を調整するために行います。

この作業によって、残された木は太くなりやすくなります。

間伐は、風害や雪害に耐える林木にするとともに、形質・材質の悪い林木を取り除くための作業ですが、

林内に光を入れて土砂の流出などを防ぐために下草を生えやすくするなど、

森林機能の保全にも役立ちます。


人工造林の流れ(苗木による場合)   その2


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