2013年09月29日10:52
年輪が詰まっている材は強い? その3≫
カテゴリー │間違いやすい木の知識
広葉樹材の場合は、年輪の現れ方が針葉樹材とは違うので、年輪幅と強さの関係も違ってきます。
ブナ、カエデ類、カバ類、トチノキなどの散孔材や、常緑のカシ類などは、
一つの年輪内を通じて比重に大きな差がなく、年輪幅と強さとの間に目立った関係はありません。
広葉樹材でも、ケヤキ、ミズナラ、ヤチダモなどの環孔材は、
春の成長期の初めに大きい導管が出来ます。
木口面で見ると、1年輪の内側に管孔(導管の断面)が年輪の境界に沿って1~3列に並んでいます。
この大きい管孔が並んでいる帯状の部分は孔圏と言い、
早材に当たり、ほとんどが空隙で占められます。
それ以外の部分は木部繊維が多い晩材で、比重も大きいです。
ブナ、カエデ類、カバ類、トチノキなどの散孔材や、常緑のカシ類などは、
一つの年輪内を通じて比重に大きな差がなく、年輪幅と強さとの間に目立った関係はありません。
広葉樹材でも、ケヤキ、ミズナラ、ヤチダモなどの環孔材は、
春の成長期の初めに大きい導管が出来ます。
木口面で見ると、1年輪の内側に管孔(導管の断面)が年輪の境界に沿って1~3列に並んでいます。
この大きい管孔が並んでいる帯状の部分は孔圏と言い、
早材に当たり、ほとんどが空隙で占められます。
それ以外の部分は木部繊維が多い晩材で、比重も大きいです。