2013年10月12日10:47
木材には調湿作用があるので、木材表面には結露しない? その1≫
カテゴリー │間違いやすい木の知識
木材に調湿作用があることはよく知られています。
しかし、このことと「木材表面には結露しない」という話を直接結び付けないでほしいのです。
大気中や室内の湿度はいろいろな原因で変化します。
木材に囲まれた部屋で、もし何かの原因で室内の湿度が高くなろうとしたときには、
この湿度と釣り合おうとして木材は吸湿し、空気中の水蒸気を取り込みます。
一方、室内の湿度が低くなるときには、
逆に木材は大気中に水分を放出して室内の湿度を上げようとします。
木材は大気に比べて湿気を蓄える能力が大きいので、木材中からの僅かな水分の出入りだけで、
室内の湿度調整を制御することができます。
室内の湿度を調節する能力を発揮させるには、
木の壁や床、天井だけでなく、家具や建具などの木製品があればよいです。
しかし、湿気を通しにくい塗装をしたものには調湿能力がありません。
しかし、このことと「木材表面には結露しない」という話を直接結び付けないでほしいのです。
大気中や室内の湿度はいろいろな原因で変化します。
木材に囲まれた部屋で、もし何かの原因で室内の湿度が高くなろうとしたときには、
この湿度と釣り合おうとして木材は吸湿し、空気中の水蒸気を取り込みます。
一方、室内の湿度が低くなるときには、
逆に木材は大気中に水分を放出して室内の湿度を上げようとします。
木材は大気に比べて湿気を蓄える能力が大きいので、木材中からの僅かな水分の出入りだけで、
室内の湿度調整を制御することができます。
室内の湿度を調節する能力を発揮させるには、
木の壁や床、天井だけでなく、家具や建具などの木製品があればよいです。
しかし、湿気を通しにくい塗装をしたものには調湿能力がありません。